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2007年02月02日

★散歩..★

時計は、23時をまわった所だった..。


相変わらずのペースで、お酒を飲んでいたため、僕たちは、かなり酔っ払っていた..。



「ちょっと煙草かってくるわー。」



ゼンチャン:「ん?いいよ。いいよ。俺が買ってくるよ。」



「いやいや、いいよ。散歩がてら、行ってくるから。」


サトシ:「俺の煙草も、買ってきてくれ〜」


「その煙草、........中々、売ってないよなー。..........違うのじゃ駄目?」


サトシ:「だめ!それ以外、煙草と認めん!釣りはやるけー。よろしく♪」


そういってサトシは★1万円★渡してくれた..。



《サトシの吸う煙草は、普通の自動販売機には、中々売ってないけーな.....それにしても、そうとう、酔っ払っとるな....。多分千円札をだしたかったんだろうなー。お釣りは..........♪ちゃんと返そう★」





店をでて、5分くらい行った所に、煙草の自動販売機が、あった。


かなり酔っていたけど、自分の煙草は、すぐに見つけることができた..。



「あとは...サトシの煙草かぁ〜。」


ここから少し歩いた所に、居酒屋が並んでいる通りがあるので、、そこに多分、サトシの煙草が売ってあると思い、僕は、街の中心の方へと歩いた。




たくさんのネオンが街の中、全体を照らしている 。この場所は、この先、何年も変わらず明るい景色なんだろうと思いながら歩いていた..。






あちこち探し歩いたが、中々、その煙草が見当たらなかった..。



「売ってないな〜。..................あ、そうだ!あそこには、あるかもしれない!!」




そういって僕がむかったのは、この道から一本外れた、路地の片隅にある自動販売機だ...。

酔っ払ってて、思い出すのに、時間がかかった。




「やっぱり..............あったーー♪♪♪ありがとう♪♪♪♪♪♪♪」


僕は子供のような笑顔と大きな声で、自動販売機に感謝した。



「ふぅ。やっと帰れる..。疲れたー。はぁ〜。遠い...。」


この場所は、あまり光りが当たらないせいか、ただ酔っ払ってるのか、
視界がぼやけていて、まっすぐな道路さえ、迷路に見えた....。










《ドンッ!》










《???》




前から誰かが、ぶつかってきた..。



{す、すいません。大丈夫ですか?.ハァ..ハァ..ハァ...今、変な人に追われてて.....。}




暗くて顔が確認できなかったが声で女の人だと、わかった...。




遠くの方から、誰かが、こっちに向かって走ってきてるのが微かに見えた....。





「........後ろに隠れて...。」




{は、は、は.い.....。}









「ナイフか.....。」



一瞬、暗闇の中、光りを見せた形。それが、すぐ凶器だと、気付いた。


だけど、あまりにも酔ってたため、この人を助けれるか、どうかは、わからなかった.....。  


Posted by サトラレ at 20:15Comments(1)

2007年01月31日

★親友..★


《カラン、カラン》



マスター:「いらっしゃ..お!....君達かぁ...〜。」



サトシ:「まぁ〜君達て....三人いるんだからさー略さないで、くれよー。それに嫌そうな顔したから、ゼンチャン罰金ね〜。」


マスター:「はっはは。冗談。冗談...♪まぁ座りんちゃい。」


ここのマスターの名前は
★ゼンチャン★彼の存在は、とても大きい...。なんでも話せる.本当に信頼できる人だ。




外の夕暮れのあったかさに似て、この店は、、本当に居心地の、いい場所だ。気持ちが安らいでゆく。





レン:「たちまちビールで乾杯と、いきますか〜♪」



《おぅ!》




ビールがカウンターに三つならんだ...。




《せぇの♪乾〜〜杯♪》


僕らは乾杯一気を決行した。



サトシ:「あ〜やっぱりビールは、うまい!この季節ビールが1番じゃ!」


レン:「今日も一日疲れたな〜。」


サトシ:「ゼンチャン〜〜つまみ持ってきて〜〜。」


ゼンチャン:「はいよーちょいと、まちなーよ」




そういって、すぐにゼンチャンは僕たちに、必要以上に大量の、つまみを持ってきてくれた。


僕らは、ほとんど、つまみ、しか食べないからだ..。




サトシ:「そういえば花火大会、いつかいね〜?」



レン:「あさって、だと思うよ..んー...。...」


レンは何か、いいたそうだったけど、それが何かは、ゆわなかった。



サトシ:「そっかぁ〜。花火.楽しみじゃー」


「顔に似合わずよく、ゆうよ。」


サトシ:「うるせーなー花火に顔は関係ない!!.......まぁ確かに似合わないかもなー♪」



レン:「はっはは♪...サトシ、花火好きだもんなー。ええことよ...好きな物が、あることは..。」




「そういえば、レン、最近、仕事との方は順調なん?」



レン:「おぅ...順調ちゃー順調よー★..............あのさーまだ決まっては、ないんだけどさ、........海外に勉強しにいこうかなーとか考えてるんだ...。」







{海外!!?}





レンは、カメラマンの仕事をしている。自然の風景とか、色々な人の表情を写している...。



レンが撮った写真は、本当に鮮明で綺麗だ。....一枚、一枚の写真に命が宿ってるようにも見える。





サトシ:「海外って...どの辺いくん?」



レン:「いや、まだ決まった訳じゃないからさ...行くと、しても.まだまだ先の話よ...。」




「そうかぁ〜いいね〜★夢を追いかける、あなたは、カッコイイ!!」




サトシ:「....................レン!お前は、なんで、そんなに全てが完璧なんだ!.......言いたくないけど顔は男前だし、性格は、優しい奴だし、おまけに頭も、いいし!...........喧嘩も俺より強いし......だから、海外に行くと、しても、その前に..お....」



レン:「.........女を紹介でしょ?(笑)」




サトシ:「そ.そうともゆう...(笑)。」




僕たち三人は大笑いした。


何もゆわなくても、お互いの事が、手に、とるように分かる。


レンとサトシと僕...。三人は違う人生の中、今こうして同じ時間を共に、している...。



僕らは、これからも、ずっと親友だ...。  


Posted by サトラレ at 19:55Comments(0)

2007年01月30日

★夕暮れの中★

いつもの場所に来た。
川添いにある小さな公園。

草は淡々とあちこちに生えている。どこにでもあるような公園だ。

空はいつもオレンジだった。

あったかい夕暮れの中。ブランコに揺れながら。時間が流れるのをただ待っている。

景色もゆっくり流れてゆくように見えた。




「.....。サエ...。」




遠くの広場で子供達が.かくれんぼをしているように見えた。

小さな体で一生懸命に走ってる女の子の姿が見えた。...体をうずくまり.鬼に見つからない、ように隠れているのだろう....。


女の子は僕のほうを見て

「シーッ」

と指で合図をしていた★こっちも鬼に見えないよう女の子に指で合図を送った。

優しい笑顔で「ありがとう」といっているように思った...。



流れていく時間と、悲しい現実...。



「もう、僕は前に進んでも、いいよな?.......サ....エ.....。」




女の子は鬼にみつからないように隠れている....。

僕は泣いてるのを見つからないように隠れている....。




夕暮れの優しい光りは、あの頃と変わらず、僕を包んで、いてくれた。  


Posted by サトラレ at 20:17Comments(0)

2007年01月30日

★僕の性格★

もうすぐ19時になる。....約束している場所は、街の中心にある、コーヒー屋の前だ。



「まだ少し時間あるな...。少し入ってみよっと★」




《いらっしゃいませ〜》



店員の声は、とても明るかった。

すごく感じのいい女の人だ...。




飲む物は決まって、いたので、メニューに少し目を通して...すぐに店員に合図を送った。

。《お決まりになりましたか〜?。》




「え..っ..と...じゃぁ〜〜普通のコーヒー。...ブラックで...。」



店員「はい。かしこまりました〜。温かい、のと冷たいの、ありますが〜どちらに、なさいますか?」



「冷たいやつで...。」



僕は、コーヒーを持ち、窓の近くの席に、ついた。



「美味いな、これ..。...それに、しても客少ないな...。」


お店の中に、いたのは僕と30代くらいの男性と20代、後半くらいの女性が一人だった。




窓の向こうに見える、たくさんの人達..。

世の中には色々な人が存在する....。...。あの人は今何を考えながら歩いてるんだろう...。



《ガシャン》



グラスの割れる音がした。僕の後ろのほうだ。

店が静かったのも、あるのだろうか、その音は周りの時間を止めたみたいに鳴り響いた。




「.....。」





後ろを振り返ると、店の中にいた、女性がガラスで指を切っていた。


その手でグラスの破片を集めようと、していたので、僕は、すぐに、その人の所へ行った。



「大丈夫ですか?....あのこれ使ってください。」


僕はポケットからハンカチをだして、その女の人に渡した。



{す、すいません。ありがとう、ございます。}


「うん。いいよ!怪我は大丈夫かい..?」



{あ、は、は、はい。大丈夫です。すいません。。迷惑かけて..。}




「迷惑じゃないよ。傷が深くなくて、よかったよ。気をつけんちゃいね。」




そう、いい残し、僕はガラスの破片を、さっと手で集め、ごみ箱に捨てた。....すぐ席に戻って。残りのコーヒーを飲んだ...。



{.....あの!コレ...。}


「いいよ。あげるから、まだ血がでてるみたいだし、使って。」



{あ、はい。すいません。ありがとうございます。}



時間が迫っていたので、店を後にした。




困った人を見ると、ついつい手助けを、したくなってしまう。人は僕を優しい人ってゆうけど、★当たり前の事を当たり前にするだけだ。






外にでて、すぐに待ち合わせ場所に着いた....。彼らは、すでに着いていた。


サトシ:「は〜い。37秒遅刻でーす...。」


「お疲れ〜。いきなり細かい事ゆうなや〜...。行こうか〜。」


サトシ、レン:「ほーい。」




僕らは行きつけのバーへと足を運んだ..。



もう19時なのに外はまだ明るく、夕暮れの色が、まだ微かに残っていたように思えた..。  


Posted by サトラレ at 20:05Comments(0)

2007年01月27日

★大事な親友..★

今日もよく晴れた空だ。

雲の切れ間から、こっそりのぞいてる太陽..。


天気がいいと自然に気分も良くなる。



今日は夜に男3人で、飲みに行く予定だ。朝から、夕方まで、それぞれ仕事とか、色々な用事が、あるので集合時間は19時に、している..。






集まるのは、二週間ぶりだ。僕たち三人は、昔からの親友で、知り合ってからは、けっこう長い月日がたつ...。














あの頃....。




僕らは中学生の時、、初めて顔をあわした。


入学式そうそう、喧嘩をした...。



僕は、いきなり絡まれた、二年生の集団に...。見た目が気に入らなかったのだろう...。その頃、若かった僕は、周りから見ると、ただのヤンキーだ..。



その時、一人の男が僕の方に来て、手助けをしてくれた。それがレンだ....騒ぎを聞き付け楽しそうに加わって、来たのがサトシだった...。


その日から、僕らは先生に目をつけられ、問題児と、なった。




二人の親友..。★




サトシ.....



《彼は性格で、ゆうと短気なほうだ。...何かと、あと先、考えず、行動する。

人の話しを聞かない事が多い。 ....それでも、大事な親友だ...。 目には見えない優しさを彼は、もっている。


例えば困った問題があった時....彼は気付かれずに行動する。........。》


僕は気付いているけど★





レン....


《見た目と、性格が本当にあっている。優しすぎる、せいか自分を犠牲にしてでも物事を深く考える、.....本当に人の気持ちが、わかる奴だ...。それに喧嘩に、なると三人の中で1番強い...。》








...仕事が終わり、すぐに家に戻った..急いでシャワーを浴び、飲みに行く準備をした.。


時間は、みんな守るほうなので、彼らも、きっと急いでいるだろう。




「...今日は飲み過ぎないように、しよっと。いつも記憶とばすけん、気をつけんにゃ〜いけんわ。」





そう思いながら、着々と準備が出来て、駆け足で家を飛び出した...。




  


Posted by サトラレ at 12:40Comments(0)

2007年01月25日

1...★




君が残していった..一冊の日記..。


なんで忘れてたんだろう..。









久しぶりに実家に帰ってきた。


彼女の日記はこの場所に眠っていると思う..。










家に入ると.誰も、いなかった...。でも、すぐに懐かしい景色と暖かい居心地が僕を迎えいれてくれた。



僕の部屋は今は弟の部屋に変わっていた。


相変わらず本がたくさん並べてある。



一冊の本を手にとった。


昔、よく読んでいた本だ。恋愛小説になるだろう、その話しは、最後は悲しい結末で終わる話しだった。




その本を読み終わった時は、しばらく同じような悲しい気持ちで一日、一日を過ごしていたのを思い出した...。




本のページをめくる、たびに過去に戻ってゆくような錯覚におちていた。


このまま本当に昔に戻れればいいと思った。






その本を全部読み終わり、僕は現実に引き戻された...。昔ほど悲しい気持ちには、ならなかった...。



本棚の1番左に懐かしいノートがあった。すぐに彼女の日記だと、わかった。



ページをめくるまでには、時間がかかった。

たくさん思い出が蘇ると、同時に、それ以上に、たくさんの悲しみが襲ってくるんじゃないかと...。





あの頃.....。君が、まだ18才だった時の日記.....。★  


Posted by サトラレ at 20:05Comments(0)